60迎えて

リタイア後の日々を綴ります

ロケットストーブ作ってみた

あまりの寒さに家の中の小屋から出られませんww
色々と話題が多いロケットストーブをつくってみました。
T字煙突用配管に90度の曲げ管を接続し、その先に長さ70cmのスパイラル缶をヒートライザーとして接続、周囲をパーライトで断熱、ペール缶3個(ヤフオクで入手)に収めて取り敢えず完成。1号機なので内径は全て100mmとしました。庭木の剪定材を燃やしたいのですが、うまくいくでしょうか?


【燃焼テスト】
風呂場に水をはり、傍らにロケットストーブを仮設置。庭木の剪定で出た小枝を用意していよいよ着火。
ヒートライザーの下で紙を燃やし、燃焼室に小枝類をくべていくと、ほどなくゴーっとロケットストーブ特有の音とともに燃焼が進みます。白煙は少ないように思いました。
灯油を垂らした紙はよく燃えますが、煤が大量に出ます。
小枝は木の種類によって燃え方が違い、例えばマツはよく燃えますがヤマモモはなかなか燃え上がらないなど扱いはそれなりに難しいと言えます。入れたらどれもきれいに燃えあがるというわけではありません。勿論、灰もそれなりに出ます。


【考察】
・初めてだったので、構造をシンプルにしました。燃焼部からヒートライザー部までは同径で軽量材を用いてすべて断熱。ヒートライザー上部は解放。
・燃焼はうまくいったように思います。
・燃焼部を高温に保つには燃料を順次追加していかなければならず、燃焼部は管の直径しかないので一度に大量は入れられません。ずばり、管理が面倒です。
・私の家は住宅地なので煙突を通して排気を外部に出せば臭気などトラブルのリスク大です。


【結論】
・暖房としてのロケットストーブは蓄熱部がなければ不適。放熱部を設けてもずっと運転しなければならず、それは面倒です。調理用のように短時間使用ならいけます。
・燃焼効率は高いものの、煤や灰、臭いは燃やし方次第で発生するので住宅地では対策が必要です。
・良質な燃料(例えばガスや灯油)ならかなり快適な運転が可能です。


【今後の展望】
・キャンプに行った時も利用したいので、2号機は軽量コンパクトを目指す(断熱材を使用しない二重構造ウッドストーブ形式)。
・1階基礎の改修時に蓄熱部が設置できるか検討する。